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超微粒子化の開発
マシン
微粒子化試験リスト
微粒子化試験(1)
微粒子化試験(2)
微粒子化試験(3)

当社は、分散染料の超微粒子化技術開発を石川県産業技術等研究開発補助金制度の適用を受けて進めて来ました。
この制度は研究開発に要する資金を石川県、経済産業省がそれぞれ1/3ずつ,合計2/3を補助するもので、長年取り組んできた染顔料など着色剤の配合及び分散化技術をナノレベルまでブレークスルーするなどを目指しました。
現在は防蚊剤等の忌避剤や酸化チタンの微粒子化による高機能の光触媒を開発しております。
機種 :ECM-P  容量 :1.5リットル
ディスク :YTZ  シリンダー :SiSiC
メディア :ジルコニア 0.3mmΦ

1.超微粒子化の開発


(テーマ) 無機物及び有機物の超微粒子化分散品の開発

■ 開発ステップI
ポリエステル繊維用分散染料の超微粒子化 Disperse Blue214を超微粒子化することにより、吸着速度、吸着率が向上しました。

■ 開発ステップII
分散染料の3原色が超微粒子化できれば実用化に大きく前進できるので、Yellow160 Red BBを追加しました。

■ 開発ステップIII
防蚊剤等の忌避剤の超微粒子化により吸尽法による繊維内部への浸透が効率良くなり、高機能素材が期待できます。

■ 開発ステップIV
異種の機能をもった素材の組み合わせにより、新しい機能を生み出すことの開発、酸化チタンや金属セッケン、防炎剤等の超微粒子化を行いました。

2.マシン


ECMパイロット/スイスWAB社製
超高性能の湿式ミル分散機でジルコニアビーズを使用し、短時間で超微粒子化が可能となるパイロット試験機です。

3.微粒子化試験


これまでに行った試験で30品目以上の素材を微粒子化して来ました。 その中で10 品目以上100ナノメートル以下の超微粒子化に成功しました。

No品 目最終粒径(μm) No品 目最終粒径(μm)
1分散染料 B-2140.1以下 21タルク0.25以下
2分散染料 Y-1600.1以下 22トルマリン0.26以下
3分散染料 R-BB0.1以下 23光触媒0.26以下
4分散染料 R-920.1以下 24イオウ0.27以下
5顔 料 B-40.1以下 25抗ハクセン菌剤0.27以下
6インジゴ染料0.1以下 26防炎剤0.27以下
7インクジェット用染料
イエロー
0.1以下 27制菌剤0.28以下
8インクジェット用染料
レッド
0.1以下 28合成雲母0.28以下
9インクジェット用染料
ブルー
0.1以下 29抗菌剤0.32以下
10インクジェット用染料
ブラック
0.1以下 30ステアリン酸
カルシウム
0.32以下
11硫化モリブデン0.1以下 31ステアリン酸
マグネシウム
0.32以下
12硫化亜鉛0.1以下 32ステアリン酸
酸亜鉛
0.36以下
13メラミンシアヌレート0.1以下 33カオリナイト0.38以下
140.1以下 34抗菌 消臭剤0.16以下
15酸化チタン0.11以下 35  
16グラファイト0.13以下 36  
17防カビ剤0.19以下 37  
18防蚊剤0.23以下 38  
19防腐剤0.24以下 39  
20ステアリン酸
アルミニウム
0.25以下 40  

4.微粒子化試験(1)


分散染料三原色の超微粒子化の試験をしました。その結果3品目共100ナノメートル以下の超微粒子化にすることができました。
a.分散染料 B-214 (Blue TSF)
b.分散染料 Y-160 (Yellow H2GFS)
c.分散染料 R-BB

微粒子化前後のマイクロスコープ写真(X1000)


Yellow 160 分散化における平均粒径の変化

5.微粒子化試験(2)


忌避剤(抗菌剤、防カビ剤、抗ハクセニ菌剤、防蚊剤、制菌剤の五品目)についてそれぞれ微粒子化しました。粒径は0.19〜0.32μmとサブミクロン粒子ではありますがMIXすることにより、忌避剤としての効果がアップすることがわかりました。


6.微粒子化試験(3)


酸化チタンの微粒子化試験を行いました。この結果、原体の平均粒径は2.58μm プレミックス後の平均粒径は0.39μm、微粒子化後の平均粒径は0.11μmとなりガラス板へコーティングすると、微粒子化前は白っぽい皮膜がつきますが、微粒子化後は透明な皮膜がつき、高機能の光触媒として期待できます。


ステアリン酸カルシウム微粒子化データー
ステアリン酸マグネシウム微粒子化データー
ステアリン酸亜鉛微粒子化データー




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